「氷屋純氷」は氷屋が認めた氷にしか名乗れない

選び抜かれた氷を、あなたに

アイス缶製氷

 
  1. 原料水のろ過
    氷の原料となる原水から、まず活性炭ろ過装置でカルキや臭気を吸着・除去します。続いてフィルターに通して異物を排除した後、逆浸透膜ろ過(RO)装置を通してろ過され、不純物を極限まで取り除きます。
  2. 製氷
    不純物を取り除いた原料水をアイス缶に注水します。水を満たしたアイス缶を、約-10℃に保ったブラインという塩化カルシウムのプールの中に漬けます。アイス缶に、圧縮空気をエアパイプで送り、攪拌することで水中に残留した空気など不純物が空中に放出されます。約-10℃の温度でアイス缶のふたを除く5面の壁面から純水分子だけが中心に向かいゆっくりと凍っていきます。 24~30時間程度経過後、中央部に凍らずに残っている水を吸い取り、新たに水を注入します。この工程を数回繰り返し、中心部まで凍ってきたら、エアパイプを抜き取ります。残留物などを含まず、濃密で固い、溶けにくい透明な氷ができあがります。
  3. 脱氷
    製氷にかける時間は48時間以上。製氷工場によっては72時間近く製氷させることもあります。ブラインのプールからアイス缶を抜き出し、ひびが入るのを防ぐために、1~2時間程度常温でなじませます。次に氷を抜きやすくするために、15℃程度のプールに沈めアイス缶の周囲を溶かします。プールから引き上げたアイス缶から氷を抜き出します。この一連の作業が脱氷工程で、完成した氷柱は約135kgの巨大な氷になります。